青年期 真面目だけが取り柄と言われても
35年以上前のことです。
父が親戚に対して、私のことを
「こいつは、真面目だけが取り柄で」と紹介していました。
私はこの言葉に対して、深い疑問を感じました。
真面目だけが取り柄?
いったい、それは何?
真面目だけの印象を考えると
おもしろみがない⇒楽しみを知らない傾向が強い
これは、成育歴において、親よりの、禁止と強制が強すぎたため
自分を好きなように、自分を出すことを禁じられていたためです。
したがって与えられた枠の中を好み、冒険をしない。
自分が自分の好きに行動することを、自分が自分に禁じてしまっている。
言葉を変えると、チャレンジの経験が少なく成功体験が少ない。
親よりの過干渉と成功体験の少なさから、不安感が強い。
ゆえに、慎重、自己抑圧的、自己防衛感が強い。
自己防衛感が強いと、不安より安全を求める傾向が高く
他者からの批判、攻撃に敏感過ぎ
過剰な自己防衛感は、何事も自己関連づけて
自分が悪く言われているのではと、心配し過ぎる。
また、従来の方法、慣れた手順、失敗しない方法にこだわり
あるべき論が強い。
新しい何かを試すことに抵抗がある。
私が父から
「こいつは真面目だけが取り柄」、と言われたは15歳前後です。
何か、おもしろみのない青年ですね。