右脳と左脳の活用 願いとリスクの管理
願えば叶う。
以前もこのことについて書いたと思います。
この願えば叶うについてですが、私も正しいことと思っています。
自分の理想のヴィジョンが叶っているイメ-ジを思い浮かべながら、その言葉を書いたり、口に出してみたりすること。
大切なことです。
そして、「願えば叶う」これをテ-マとした本によく書いてあることは、願う際に大切なことは、不安なイメ-ジを抱いたり、不安な感覚を出来るだけ感じないで願うことが大切であると書いてあります。
そして、願ったあとは不安に基づく行動はしないことも大切であると書かれています。
これは不安に基づくイメ-ジを抱いたり感じること、また行動をすることは理想が叶っているヴィジョンとは逆のことであり、それ事態が理想のヴィジョンが叶うことを遠ざけてしまうというのです。
一旦は、自分が成功している姿、理想のヴィジョンを描き願っても、願ったあとに逆のことを思ったり、行動することは、逆に願いが叶っていない姿や歓迎しないヴィジョンを引き寄せてしまうということなのです。
ですから大切なことは、理想のヴィジョンを強く想い続けることなのです。
そして、不安に基づく行動をしないことが大切なのです。
さて、ここまで書きましたが、皆さんはこのことについてどう思われますか?
私も理想のヴィジョンを想い続け瞑想したり、言葉に出したりもしています。
でも、それとは逆の行動をしていることも多々あるのです。
例えば、今回私は自分の著した本「シンクロニシティに導かれて 会社を辞めて出会えた本当の自分」を増刷、第2刷を発行しました。
これは、出版社がその費用を全額持ってくれています。
但し初版については共同出版のため私が出版費用を全額負担しました。
初版本が完売したのが今年の6月末、増刷が決定したのが7月11日(第2刷発行日 8月10日)。2週間程のブランク期間があります。
実はこの2週間の間、私は出版社との間で増刷に対する交渉をしていたのです。
何を交渉していたか。それは増刷に際して、増刷後の本を著者が一部買い取りを行うかどうかということです。著者が増刷後の本を一部買い取るということは、増刷費用の一部を著者が負担することになります。
私は初版を売るためにシンクロニシティのサイトを立ち上げたり、またこのホ-ムペ-ジでもPRを行い完売に向けて努力してきました。そして、完売後は当然出版社が自動的に増刷をするものと思っていたのです。
ですから、増刷に対して自分が本の一部を買い取るということはありえないことでした。
また、私の手元には未だ初版贈呈分が200冊近くありましたので、増刷分を買い取ることは手元在庫を増やすことにもなり、絶対に一部買い取りは出来ないのです。
したがって全額出版社持ちでの増刷しか考えられないのでした。
さて、正しい願いを叶える方法に従うと、私は本が増刷されているイメ-ジ、ヴィジョンを抱き願い続ければ、増刷に対する願いは叶うということになります。
そうすると私は出版社との交渉中は願いが叶ったイメ-ジで日々過ごし交渉をすればいいのですが、実は一部買い取りの場合も考えていました。
もし、一部買い取りとなった場合どうしよう。この場合はまず手元在庫を売る努力をしよう。そして、手元在庫が売れてから改めて増刷については出版社と協議をしようと考えたのです。
そして、いかに手元在庫を売るか、ホ-ムペ-ジのPR文をどのように変更しようかと、具体的なことも企画しだしました。
これは望まない結果、一部買い取りになった場合のリスク管理です。
しかし、この状態が数日続いた中、出版社全額負担での増刷が決まったのです。
皆さんはこのお話しをどう思われますか。
そもそも私たちは現実のこの社会に生きています。
そして、この社会は必ずリスクを伴います。
夢は必ず叶うと思いますが、すぐには叶わない場合もあります。その間についてはリスク管理をしなければならない場合もあるのです。
願いがすぐに叶わない場合いかにするか、現実対応能力を持つことも必要です。
潜在意識、宇宙に願いを叶えるため、宇宙と結びつくために右脳を活用すること。
そして、現実にいかに対応するか様々な具体的戦略を左脳で考えること。
右脳と左脳、バランスよく使い1つの物事に対して向かい合うことが必要であると私は思います。
奇跡1
今回初版本が完売したことは奇跡です。素人の本が完売することは数パ-セントの確率です。
私は常に本が完売する、それ以上に大勢の人にシンクロニシティを伝えたいと日々願っていました。伝える手段として本があり、完売はプロセスです。
シンクロニシティを伝えるため、本をPRするために、私は運営する3つのサイトでPRをしてきました。
その結果完売という1つの結果を得たのです。
右脳で願い、左脳で具体的PR戦略を練り実行する。
奇跡2
今回、出版社の全額負担による増刷も奇跡です。
なぜなら初版を完売するために3年3ヶ月も時間を要したからです。
出版社の側からすると売れている本とは言いがたかったのでしょう。ですから、一部買い取りの話しが出たのですが、私はこれをくつがえすために、いかに自分がこの本を売るために努力しているか、そして、今後の販売見込みを文章にして、出版社と交渉したのです。
恐らく、この熱意が評価されて増刷、第2刷発行が叶ったのだと思います。
右脳で願い、左脳で増刷のために自分に出来ることは何かを考え実行する。
すべては右脳で願っているだけでは叶わないことなのです。
右脳と左脳のバランスを考えましょう。
両脳とも最大限に使いましょう。