子供の進化 時代を超えて生きる
子供とは親を超えて進化、成長するものです。
これは、私たち、人類、ホモ・サピエンスの進化論から考えても、異論はないのではないでしょうか?
そして、私はこの、子供の進化について、学歴、年収、容姿等について、書いているのではありません。
我々はその時々のテクノロジー、文化の中に生きています。
そして、文化が違うと生き方、価値観、嗜好等、様々なものが変化します。
子供達は、親世代とは違う、文化に生きているのです。
すなわち、生き方、価値観、嗜好、様々なものが過去と違って変化し、その変化した文化の中で生きているのです。
この新しい、文化、ウェーブに乗って生きることこそ、親は子供を超えて生きるのです。
新しい文化において、親が子供に対して、親世代の生き方、価値観を振りかざし、強制、、子供に押し付けると、子供は新しい文化の中、生きることが難しくなり、他者とも共生出来ず(新しい文化に馴染んだ他者)、孤独になったり、ひきこんでしまったりしてしまうかもしれません。
親は親世代の文化を生きてきました。その当時のテクノロジーを駆使して、学歴社会を生き、寄らば大樹の陰の如く、大企業に入れば、一生安泰の価値観、このような生き方ではなかったでしょうか。
それは、それでいいのです。
親はその親より、先代の生き方、価値観を覆して、懸命に生きてきたのですから。
しかし、考えてください。
子供には、新しい文化が到来しています。
新しいテクノロジー、AIとの競争、個性化の時代、格差社会。
彼らは、この時代、文化を賢明に生きなければならないのです。
そして、懸命に生きるからこそ、子供は親を超え、存在するのです。
新しい時代を、望むと、望むべからざず、生きるしかないのです。
もう数年後、AIを中心とした、第4次産業革命がやってくるでしょう。
私たちが経験したことのない、新しい、厳しい時代が到来します。
子供たちは、親世代には到底理解出来ない時代を生きなくてはならないのです。
そして、その時代を生き、存在することこそ、子供は親より進化発展するのです。
各々が時代、時代を懸命に生きてこそ、人類、ホモサピエンス、人は進歩するのではないでしょうか?
間違っても、親は自分が生きた時代の価値観を子供に植え付けよう、従わせようとしないことです。
何もかもが変わっていくのです。
新時代に旧人類の価値観を抱かせては、生きにくいだけだと思います。