自己主張と自分勝手は違います
自分を抑えて社会生活をしている方は
自己主張や、自分の考えていることを実行することを
それは・・・。
自分勝手では・・・。
と、思われる傾向が強いようです。
まず、自分勝手ですが、自分勝手とは、
常に自分の都合だけを考え、周りにどのような影響を与えようが
常に自分の好きなように振る舞う人のことを言います。
すなわち、自分勝手な人とは、他者に対する配慮がない人のことを言うのです。
さて、自分を抑えている人は、対人関係においても、当然自分を抑えており
他者に対して主張したり、集団において自分の好きに振る舞うことを
今まで、控えてこられたと思います。
あまりにも、他者に対する配慮が高いためです。
⇒この配慮の背景には、嫌われたら等の不安があるのですが。
常に人に合わせて、主張もせず、思ったように行動されていないのであれば
たまには、主張して、行動されてもいいのではないでしょうか。
それだけ、常に自分を抑えて、協調性を大切にされてこられたのですから
これは、自分勝手ではありません。
自分の権利を主張して、行動されているのです。
しかし、自己を主張して行動すると、他の人とぶつかる時はあります。
それは、それでいいのです。
常に他者を優先するのもしんどい。
人間関係とはそういうものです。
他の場面では自分を抑えて、協調性を大切にされているのですから。
自己主張と協調性のバランスが大切ですね。