束縛とデートDV
束縛
恋愛の問題において、束縛は大きなテ-マとなっています。
束縛とは文字通り、相手を縛る行為です。
この縛るという行為は、主に心理的(暴力もあり)アプローチで行われます。
しかし、なぜ、人はパートナー、付き合っている異性を束縛しようとするのでしょうか。
束縛とは相手を縛る行為です。
したがって、これは相手の自由を認めないことです。
相手の自由を認めないことは、相手を人として尊重していないことなのです。
ではなぜ、束縛の問題が起こるのか。
相手の自由を奪ってどうしたいのか。
それは、支配、コントロール。
すなわち、自分の、私物、モノとして扱いたい思いもあるのではないでしょうか。
恋愛初期には誰でも、相手を束縛したい気持ちがあると思います。
この気持ちがお互いにあるので、多少それが窮屈でも
愛の証となり、結婚までたどり着くのでしょう。
それでも、行ぎた束縛は、平等な人間関係ではありせん。
もし自分が束縛を強く受けているなと感じているのであれば
問題を解決した方が良いでしょう。
デートDV
先日、デートDVについて放映されていました。
この番組は若い方(高校生)向けに、主としてつくられているのですが
DVを振るうのは男性かと思っていたのですが、女性も多いようです。
各々、自分のパートナーを自分の好きなようにコントロールしたいのでしょう。
コントロール、支配のしかたは、暴言、暴力、時間の制約、友人の制限等
様々なコントロール法を用いることによって成り立っています。
しかし、そもそも相手をコントロール、支配したい気持ちは、どこからくるのでしょうか。
1つは未熟でしょう。
未熟ゆえに相手を対等な人間と思えず支配したい。
そして、見捨てられるのが怖いから支配したい。
さらには誰かに取られたくない、奪われたくない、心理もあるでしょう。
要は自分1人で独占したいのです。
さて、ここに欠けている心は、相手を信頼することではないでしょうか。
相手を信頼していれば、相手を疑うこともなく、コントロールしようとも思いません。
そして、相手を信頼出来ない人の一番の特徴は
自分さえ信頼していないことではないでしょうか。
DVを行っている人が、自分に問題があると思い相談に来ることはあまりありません。
それは、DV、相手を縛ることは、自分の権利だと思っているからです。
また、DVも年月が経つと、ただ相手を痛めつけたいから支配する等、おかしなことになりかねません。
DVの相手と対峙する時は、慎重に問題解決を行ってください。
信頼できる人、行政に相談しても構わないと思います。