子供時のありったけの記憶

私は子供時、ほとんど楽しい思い出がありません。
旅行等にも連れて行って頂いたのですが、記憶にないのです。

さて今回、ここに書く文章は、私個人のためです。

もし、私が遠い将来、認知症になってしまったら、思い出を忘れてしまうのでしょうか。
僅かな子供時の楽しい思い出を失うことは、悲しいことです。

だから、思い出を記録しておこう。

1 コロッケ

私は子供時よりコロッケが好きで、父が休日に10個程買ってきてくれました。
昼を食べたあと買って来るので、あまり食べたくはないけど、無理して2個程食べた後、
「もっと食べろ」と父が言うので、父のためと思って無理に食べたことが何回かあります。

「お腹いっぱい」と言えば良かったのですが、なぜかそれが言えず、どうも私は父のことが好きで、自己犠牲的に振る舞っていた気がします。
それだけ、父を喜ばしたかったのでしょうか。

2 鴨川での魚取り

京都市の鴨川、夏、二条通橋の下あたりで、2回程、魚取りをしたことがあります。
フナしかいなかったと思いますが。
いつもは御所でセミ取りなので楽しかった。

3 四条大宮のカレー

京都市北区の偉いピアノの先生の厳しいレッスンの後、父にタクシーに乗せてもらい、堀川通りをまっすぐ南下、確か、大将軍という名前の店だったと思いますが、そこで食べたカレーがおいしかった。
忘れられない味。

4 新京極の蝋人形館

家族と母方の祖母と、蝋人形館に行きました。
蝋人形館は2階なのですが、なぜか、1階に蝋人形が座っている、受付ブースがあり(これは、客寄せようの見世物)、祖母が蝋人形に向かって、大人〇枚等言って、入場券を買おうとしていたことが、今でもおかしい。
ちなみに、その蝋人形館の1階にマクドナルドがあり、よく買いに行きました。

5 寺町通り 鳩居堂の香り

お香や和紙、扇子等を売っており、お香の香りがなつかしいなぁ。

6 小鳥

文鳥、カナリヤを飼っていました。
今でも、小鳥は好きです。

これらの思い出は、小鳥を除いてすべて、小学性1年生~3年生までのもの。
僅かな楽しい、もしくは、懐かしい、大切な思い出です。

思い出の場所は京都市内。
たまに、京都市に思い出に浸りに行きたいなと思うのですが、当時の京都と、今の京都は全く違でしょう。

今の京都市は国際的な観光都市、外国の方も多く、古い京都の香、私の記憶している京都ではないと思っています。

だから、あまり行きたいと思わない。

その他の思い出は、私の6歳時の楽しい記憶のペーシに書いています。

私の子供時の楽しい記憶は、ほとんどが父との関係によるものです。

ちなみに、学校での楽しい思い出はまったくありません。

そして、以降20年間程、私の楽しい記憶は脳内に存在しません。

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