母への後悔

母とは、子供時からいろいろと問題のある親子関係。
過去いろいろありましたが、後悔していません。
そうならざるを得なかった、関係なのです。

でも、3つ後悔、思い残していることがあります。

1 手術の相談に応じなかったこと
2 いかなごのくぎ煮
3 最後の家族旅行の写真 

1 手術の相談に応じなかったこと

これは私と母との子供時からの因縁のようなものです。
話し合うことの出来ない親子。
でも、手術の悩み等については、聞いてあげれば良かった。

しかし、相談にのっても、最終的に母は、あの手術を受けたと思います。
それが、母の気性なのです。

夏、一緒に病院で手術の説明を受けた日。
セミが大声で鳴いていた。
あの日のこと、あの日の空間が、なぜか忘れられない。

2 いかなごのくぎ煮

この年の6月かな。
母から、いかなごのくぎ煮をつくったので、私の家に送ろうか等、同日に3回も留守電が入っていた。

あまりにも、しつこいので、怒りを感じ、要らないと返事をした。

母が亡くなったあと、冷蔵庫を開けると、冷凍室に1パック、いかなごのくぎ煮が冷凍されていた。

私に送る分だったのでしょう。
もらえば良かった。

3 最後の家族旅行の写真

アルバムは整理されず、封筒に「むかし むかし」と記入され、100枚程の写真が入っていました。
最後の家族旅行の写真です。

時は私が中学2年生の時。
36年前の写真。
白樺かな、山に行った。

母はどのような思いで、この写真を見ていたのだろう。
私が笑っている写真は1枚もなかった。
おそらく行きたくなかったのだろう。

母にとって、家族とは何であったのだろうか。

そして、母にとって、私の存在は何であったのだろうか。

分からない。
でも、もういいや。
邪推は不要だ。

しかし、むかしの写真を見て、母が若い時、このような顔をしていたのだと、あらためて認識した。
私は母と目を合わせることなく育ったので
母の顔すらも分からなくなっていた。
・・・・・・。

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