執着と冷静
何かに執着する。
執着と書くと、あまり良い感じを受けないかもしれませんが、
あることに努力を重ねる。
夢を諦めず頑張張り続ける。
これが、今回、私の示す執着です。
夢や何かに執着することは、努力すべき目標があり
素晴らしいことだと思いますが
執着、それじたいが、実は視野を狭めてしまう傾向があります。
執着心が強すぎるあまり、
その求めている結果を出すために、どれだけのリスクがあるのか判断出来なかったり。
かりにいったん夢が叶っても、その先、その夢を維持することが出来るのか、深く考えることが出来なかったり。
執着、執着心、それじたいは、生きる糧でしょうが、そのために、現実のリスクを見落としてしまっては、そして、リスクを認識した時には、驚愕と失望を感じるでしょう。
あることに執着し続けると、それはこれからの人生の重荷となり、ストレスにもなりかねません。
執着を手放す。
あまりにも、簡単な言葉かもしれませんが、時と場合によっては、いったん、執着は脇に置き、冷静に物事考えた方が良い時もあるのです。
執着にのみこまれ、あれこれ手を出し、人生の迷走から、人生を失わないためにも、
時、金、健康を損なわないためにも
執着に対して、冷静に考えることです。
頑張りぬくことは大切ですが
執着が過ぎると
何が自分の人生にとって、大切なのか・・・。
そのことを忘れ、考えることもなく突き進んでしまい。
結果、後悔しきれない時もあります。