お金 不安と焦りは冷静さを失います
人はお金には弱いものです。
弱いというのは、言い過ぎでしょうか。
お金は、人が生きるためには必要なものですから。
やはり、お金がないと不安を感じます。
できるだけ、お金は欲しいものです。
一般的には、妥当な考えだと思います。
そして、人はお金に対する不安、危機感を抱きますと
そのお金を少しでも増やしたいと思う気持ちが強まります。
この気持ちから、どうしようかと悩み、焦り、イライラ感が強まります。
そうすると、どうなるか
冷静に判断をすれば、お金を出さないであろうということに対して、お金を出してしまうのです。
その結果、さらにお金を失うことにつながります。
人は不安、焦りから、冷静さを失って、お金を増やそうと、お金を出し続けると
結局、お金を失い、自己破産等に追い込まれる可能性も高いのです。
また、自己破産から自分を責めて、うつ等になってしまうこともあります。
会社経営者が不況から無理な販路拡大に挑み、結果、倒産を招く
報道等で知るところでもあります。
でも、この経営者の思いの中には、従業員(家族含む)の生活を考えているからこそ、会社を存続、利益を上げ続けなければならないという
重い責任感のゆえかなと考えます。
でも、やはり人はお金が減ると、その焦りから、投資等行い
お金を増やそうとしますが、結局は、逆にお金(資産)を減らす結果を
招いてしまうことが多々あります。
焦りと不安から、冷静さを失うことなく、お金には慎重に対応
しましょう。
今あるお金で、何とか暮らしていけるのであれば、
それで、良し、としてもいいかもしれません。
間違っても、わけの分からない、根拠不明の儲け話に
のらないように。