カウンセリングルーム 思い出は美しく
51歳、2016年、11月。
2年間熱心に学んだ占星術から撤退して以来(前ページをお読みください)、熱中するもの、こだわるものもなく、無気力状態になる。
この時、心理カウンセラーとして、もう一度復活しようとは決意したが、ホームページの更新も3年以上放置。
また、記事をコンスタントに書き、Googleにサイトを評価してもらわなければならないだろう。
相当な時間がかかるな・・・。
しかし、やるしかないと決意。
当時は東大阪市内でカウンセリングを行っていましたが、大阪市内から東大阪市まで足を運んで頂けるご相談者様は少なく、集客増を考えて、2017年7月、52歳、大阪市内にカウンセリングルームを持とうと考える。
早速、物件を探し出しましたが、不動産会社が提示する物件は、カウンセリングルームとしては、不適切なものばかり、焦りとイライラ、怒りが高まる。
8月、大阪市中央区長堀橋の物件にて、カウンセリングルームを契約。
これが大失敗。
家賃は安かったけど、陽の光の入ってこない物件。
電気をつけたら、何とかなると、甘く考えていましたが、暗さは解消されない。
この部屋にいる自分が、うつうつとした気分になってしまう。
通常の判断では絶対に契約をしない物件を、焦りとイライラ、それから家賃の安さに魅かれ賃貸契約を結んでしまった。
契約して数週間後、この陽の光の入らない暗さは、どうしようもないと思い、1ヵ月で解約。
一体、私は何をしているのであろう。
情けない。
この頃より、家では昼から酒(ウィスキー)を毎日、瓶半分量飲み。
イライラと怒りをだましていた。
もう、カウンセリングはいいかなとも思った。
私が理想とする物件、場所がない。
それに、私自身の体も酒とストレスと怒り、無理をして動き続け、疲労で限界に近づきつつあると感じていた。
そして、この当時から睡眠障害がひどくなる。
夜分、睡眠中、口が渇き水を飲み、トイレにも数時間ごとに行くようになり、寝不足が続いている。
しかし、納得いかない。
私の最後のカウンセリングルームとなるかもしれないルームが、陽の光の入らない、うつうつとした部屋とは。
これでは、ラストを飾れない。
体に負荷をかけることは承知のうえで、再度、私のカウンセリングルームにふさわしい物件を探し始める。
そして、11月中旬、大阪市天王寺区上本町において見つける。
駅近で静か、陽の光も入り、落ち着く。
まさに、私の理想通り。
さて、カウンセリングルームですが、私が今回、上本町にルームを持った動機は、カウンセリングを行いたいという以上に、私の心理カウンセラーとしての人生における、最後のカウンセリングルームとして、ふさわしいルームを持ちたかった。
2018年1月よりカウンセリング再開。
しかし、今までの無理もあり、気力、体力の減退。
カウンセリングが出来る状態ではない。
また、睡眠障害もひどい。(数か月後、原因は下垂体性ADH分泌異常症と判明)。
長期休業せざるを得ない状況。
3月、ルームを解約。
でも、心理カウンセラーとして、最後になるかもしれないカウンセリングルームが、理想通りのカウンセリングルームで良かった。
私は満足しています。
カウンセリングルームの思い出は美しく。
そして、いつか、その時がくれば、カウンセリングは再開するでしょう。