金木犀の香
毎年、この季節、金木犀の甘い香りを感じます。
金木犀の香を嗅ぐと、思い出す記憶があります。
特別、楽しい記憶でもないのですが、
30年程前、大阪で近所の住宅街を歩いてると、毎年、決まった場所から、金木犀の香が流れてきて、何とも言えない、幸せな気持ちを抱いたものです。
その時の住宅街の家々のたたずまいの記憶(間違った記憶かもしれませんが)、今でも覚えています。
楽しい、思い出ではないのですが、なぜか、金木犀の香は、この時の記憶を思い出させるのです。
記憶とは不思議なものです。
でも、この記憶を覚えているということは、私にとって、金木犀の香は、特別の意味があるのでしょう。
そして、金木犀の香は、私にとってはイライラを抑え、ゆったりした気分にさせてくれたりと、気持ちを変える作用もあるようです。
脳神経、感覚に、香が影響を及ぼしているのでしょう。
こう考えると、アロマ、アロマテラピーは、健康、リラックスによさそうですね。
確か、心理カウンセリングのルームでも、アロマの香を漂わせているルームがありました。
香に包まれ、ゆったりカウンセリングを進めたかったのでしょう。