恋愛が出来ない
よく恋愛が出来ないという話しを聞きます。
それは本当でしょうか?
もし本当なら、なぜ恋愛出来ないのでしょうか。
以下、恋愛出来ないパタ−ンを2つ見てみましょう。
- 人間関係が作れない=恋愛が出来ない
- 恋愛出来ないのではなくて、本当は恋愛をしたくないパタ−ン
- お見合いパ−ティ−の罪(おまけ)
1.人間関係が作れない=恋愛が出来ない
人間関係が形成出来ない人は恋愛が出来にくいと思います。
これは考えてみたら納得出来ますよね。
やはり、人間関係が出来ない、友達か少ない人というのは、人に受け入れてもらいにくい人というイメ−ジが出来ますよね。
私は恋愛=人間関係性心理の問題と捉えています。
では、どういう人が受けてもらえないかですが、暗い、話さない、何を考えているか分からない等、どちらかというと否定的側面が強調されますよね。
それに、更に悪いことにこのタイプの人達は、自分からも敢えて人と距離をとってしまう傾向があるので、ますます事態を深刻化させているのです。
基本的に恋愛の対象となる人は、一緒にいて楽しい人、一緒にいてリラックス出来る人だと思います。もし、あなたが残念ながら上のカテゴリ−に入るのでしたら、カウンセリング等受けられて本来あなたの持っている良さを解放することをお勧めします。
2.恋愛出来ないのではなくて、本当は恋愛をしたくないパタ−ン
このタイプの相談者は結構おられます。一生懸命恋愛が出来ないと訴えられるのですが、話しを聞いていると、どうも本当に恋愛したいのかな?と思ってしまうことがあります。その原因のひとつが、「パ−トナ−への理想が高すぎる」ことです。
顔、スタイルとにかく外見にこだわりすぎるのです。確かに外見が大切なのは分かりますが、これだけですべてを決めるのは妥当でしょうか。性格はどうなのでしょうか。
マッチング理論
恋愛関係にはマッチング理論という理論があります。
この理論によると、男女は自分の持っている魅力と同じ魅力を持っている異性をパ−トナ−に選ぶというものです。
ですから、顔やスタイルを自分の魅力と思っている人は、同じく顔やスタイルに魅力を感じる異性を選ぶ傾向があるというものです。
なんとなく、納得出来ますよね。
自分に高価値があると思っている人は、その基準に合った価値のある人を選ぶわけです。
ですから、顔やスタイルばかり追いかけるということは、自分がそれにふさわしい、顔やスタイルを保持していないと選ばれにくいということになります。
この理論でいくと、恋愛において顔やスタイルばかりでパ−トナ−を決めようとする人は相当難しい基準をクリアしない限り相手に選んでもらえず、恋愛出来ないとなります。
しかし、この悩みで悩んでいる人はおそらく、顔やスタイルで選ぶ難しさを分かっていると思うのですが、それを止めないということは恋愛する気がないのではと思ってしまうのです。
きつく言うと、恋愛したくないのではとさえ思ってしまうのです。
では、なぜそこまで外見にこだわるのでしょうか?
人に自慢したいのか、単なる所有欲か、SEXが楽しいと思っているのか、もしくは、本当の恋愛をしたいのではなく、想像の恋愛を楽しむためにこだわっているのか、恋愛の対象者を追いかけることが楽しいのか・・・。恋に恋して感傷的な気持ちや、ハイな気持ちにひたりたいのか。
もしそうなら、やはり、本当は恋愛したくないとなってしまいます。
本当にお互いが愛し合うことを求めていないのです。空想の中で愛し合うことでOKなのです。
本当に恋愛がしたいのなら、あなたが執着している何かを手放さないと出来ないでしょう。
3.お見合いパ−ティ−の罪
お見合いパ−ティ−って昔からありますよね。行かれた方は分かるでしょうが、あまりゆっくり話す時間もなくフィ−リングなんかで相手を選ぶものですが、たいてい美男美女に申し込みがきており、ひとり勝ちの様相ですよね。
ここで気をつけないといけないのは、なぜ美男美女がお見合いパ−ティ−に参加をしているかです。彼らはパ−ティ−に参加をしなくても、ご自慢のルックスを売ればどこでももてると思うのです。特に男性は高いお金を払って参加をするわけですから、何が目的なのでしょう。
すべての参加している美男子に言えるわけではありませんが、彼らはそのルックスからお目当ての女性とペアになり、食事そしてホテル直行と一回限りの買い物をしている可能性は高いです。
買い物ゲ−ムか釣りをしている感覚で楽しんでいるかもしれません。
ですから、お見合いパ−ティ−でルックスだけで相手を選ぶとロクなことにならないかもしれません。
まあ、そうは言ってもルックスぐらいしか選択基準がないので、どうしてもそうなってしまうのでしょうが。