インナーチャイルドに思うこと
カウンセリングにおいて、子供時の自分のイメージ
子供時の心のイメージとして
インナーチャイルド、という言葉があります。
カウンセリングのアプローチにおいても、インナーチャイルドを癒す
セラピー、療法もあります。
私のカウンセリングでは、インナーチャイルドそのものを
癒す等は行っていませんが
カウンセリング中、ご相談者様が、自身のインナーチャイルドの
話しをされることが多々あります。
イメージ力、感性が豊かな方々だなと思います。
私は、自身のインナーチャイルドのイメージが出来ないのです。
私の子供時のイメージ、心の中の子供時は
小さな部屋
誰もいない
四角のちゃぶ台(ちゃぶ台の上には何も置いていない)
四脚のテレビ
これだけ。
私が部屋を見ているのでしょう。
だから、私は私を見ることが出来ない。
何かこの、部屋のイメージがずっと頭の中にあります
これが、私のインナーチャイルドなのでしょうか?
しかし、これはイメージというよりは、記憶でしょう。
私は子供時より、親に理解されていない淋しさを感じていたり、嫌々、無理やり習い事をさせられたりと、自己抑圧的な子供でした。
子供時(幼児期)の記憶も、ほとんどありません。
インナーチャイルド、不思議な言葉です。
感覚的な記憶と、実記憶が融合されて、心の中に生まれて出来ているのでしょうか。
私のインナーチャイルド。
子供時(幼児期)、くまのぬいぐるみを抱いていたものです。
くまのぬいぐるみに、話しかけたり、顔をのぞきこみ、感情を感じたり。
(実は、その感情は、くまの人形に対して、私自身の感情の投影であったのですが)。
私のインナーチャイルドは、もしかしたら、その、くまのぬいぐるみかもしれません。