人が嫌いであった 私の青年期

いろいろと自分の人生を振り返りますと

私は23歳まで、まったく人と話しが出来ない、人を避けて
ムスッとしていて、人を寄せ付けない性格でした。

心の奥底は、人に対して不安が高く
その不安、恐怖より自分を守るために、人を寄せ付けない雰囲気であり
人を避け、1人でいることを選んだのです。

人が嫌いな性格であったと思います。

今の私は人が嫌いというよりも、あまりそのことは意識していません。
人との関係は大切であると思っています。
だからと言って、あまりベタベタする人間関係は好みません。

そして、この人が嫌いという、人に対する感覚は
おそらく、一番最初、親に抱いた感覚なのでしょう。

ということは、親に対して不安や恐怖の感覚を抱いていたとなります。
実際に母に対しては、恐怖感を持っていました。

さて、私は5歳、6歳時から強迫性障害を発症していますが
これは、ストレスの高い家庭環境の問題もあり。

そして、私が認識していることは、親に対する愛と憎しみの問題が
心の内で葛藤していたことも大きく関係しています。

子供時、高ストレスの家庭環境に育つと、大人になってからも
ストレスを感じやすいと言われています。

ちょっとしたことでも、気にし続けたり、心配したり、神経質になったりと
そのような気質、性格になるのでしょう。

そして、その問題の背景は、脳の扁桃体の問題ではないかと
脳科学では言われています。

さて、人が嫌いな性格の私が、このことを改善出来たのは
23歳、会社勤め以降、良き人との出会いが多かったからです。

人は安全なものだ。
人を信頼しても良い。
という気持ちが培われたのでしょう。

それから、当然、人が嫌いという心には
自分が嫌いという、感覚も存在しています。

さて、以前も書きましたが、
私は自分が好きな時代も経験。

今では、自分が好きとか、嫌いとかは、どうでも良く。
今ある自分を受け入れる。
このような、心境です。

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