スピリチュアル探訪 10年を振り返って

2002年、心理カウンセラーを目指して14年間勤務した会社を退職。
私は心理カウンセラーを目指すと同時に、スピリチュアルの世界のことを知りたいと思い、ずっとスピリチュアルの世界を探訪してきました。

そして、今ちょうど10年が経ちました。
10年間スピリチュアルの世界を探訪した結果、今の私が思っていること。

スピリチュアルという不思議な世界はある。
それは感覚的な世界かもしれない。
そして、その世界は私たちにの生活や人生にも影響を及ぼすことがある。
その世界観を大切にして日々を過ごそう。
ここまでです。

もともと私がスビリチュアルに興味を持ったのは、2002年秋、偶然の人との出会いによって、自分は何か不思議な大きな力によって、導かれて生きていると確信したからです。

そして1つの格言を創りました。

出会うべき時に、出会うべき人に、出会うこと。
実はこれがシンクロニシティだったのです。

10年前、私はシンクロニシティという言葉をはじめて知り、私を導くシンクロニシティが多々起りはじめていると実感したのです。

この当時の詳細は、
著書 シンクロニシティに導かれて 文芸社刊をお読みください。

シンクロニシティが多々自分に起っていると感じた私は、シンクロニシティをスピリチュアルの世界の影響と考え、さらにスピリチュアルのことを知りたいと思ったのです。
同時に心理カウンセリングとスビリチュアルの技法を統合したいとも思ったのでした。

そしてスピリチュアルをさらに体験、知りたいと思い動きました。

ヒーラーの養成講座参加、占いの勉強、シータヒーリング等々。

そして今、心理カウンセリングとスピリチュアルの技法の統合は断念しました。

理由は3つです。

1つめ。
スピリチュアルの技法を何回か受けたことはあるのですが、自分の人生にさほど変化は起らなかった。したがって効果に疑問があります。

2つめ。
スピリチュアルの技法を受けたい人は、自分を誰かに変えてもらいたい人が多いように感じました。
しかし心理カウンセリングの理念から考えると、それはありえない。
自分を変えることが出来るのは自分だけです。
したがって、心理カウンセリングとスピリチュアルの技法は間逆の方向に位置し、統合出来ないと結論ずけたのです。

3つめ。
私もスピリチュアルの技法を身につけ、心理カウンセリングと併用したことがありますが、スピリチャアルの技法を施した方々が本当にどう変わったのか、また効果の持続性についても疑問が生じたこと。

私はスピリチュアルを否定しません。
今でも興味があるし、好きです。
スピリチュアルの本もよく読みます。

しかし最近思うことは、論理的側面が弱過ぎて、理論的な私として物足らないのです。
スピリチュアルの著者の言葉を借りると私のような男は、「理屈っぽいと」なるのでしょうが、
スピリチュアルの人が、「これはこういうものだ」と説明をされているだけでは、理解不能であり、共感出来ないことが多いのです。

私自身、シンクロニシティを感じるタイプですので、この世界には理屈だけでは説明出来ない現象が多々あることは十分に分かっています。

でも、私は心理カウンセラーなのです。
極めて現実的な人間でもあります。

スピリチュアルについては、自分なりのスピリチュアルの概念を大切にして、自分の豊かさに活かしたいと思います。

もちろんスピリチュアルの考え方や発想は、カウンセリングにおいてクライエントの方の人生を考える際、そのカウンセリングにも活かされることでしょう。

そうです。

スピリチュアルの概念、考え方は大切にしつつも、私が直接的にスピリチュアルの技法を施すことは封印しましょう。

心理カウンセリングとスピリチュアル技法の併用は私にとっては馴染まない。
これは経験から言えることです。

そして最後に私にとって、憧れでもあった大切なスピリチュアルについて書きます。
それは会社退職後からずっと私を、導き支えてくれたシンクロニシティです。

今までの私に起ったシンクロニシティを振り返りますと、「これからも大丈夫」という安心感を得ます。
それは都度シンクロニシティのメツセージを私が受け取り、シンクロニシティの導きにより人生を歩んでいるからです。

私はこれからも、シンクロニシティを大切に人生を歩んで行きたいと思います。

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