本当に雑談は必要なのか 仕事における雑談の効果
私たちはよく、雑談の重要性を解きますが?
本当に雑談、たわいのない話し、一見どうでもよい話し、さほど内容のない話し、これらの話し、雑談を行う必要があるのでしょうか?
人によっては、雑談等、無意味な話し、時間の無駄と思われておられるかもしれません。
また、雑談は個人の趣味も大きく関わっていますので、以外と話しを続けるのが難しいしいことも事実です。
この、ややこしい、雑談。
どこまで、雑談を行う必要があるのでしょうか。
本当に雑談とは必要なものなのでしょうか?
では、このテーマを進める前に。
もし、雑談がなければコミュニケーションは、どのようなものになるでしょうか。
おそらく、用件のみの、味気ないコミュニケーションとなるかもしれません。
それでも、問題はないかもしれません。
しかし、私たちは感情の生き物であり、好き嫌いも多々あります。
用件、1つを誰かに頼むにしても、「こいつは好かん」、「あいつうっとうしい」と内心思っている人、または、思われているであろう人に、用件等頼みやすいでしょうか。また、頼んだとしても、引き分けてもらえるでしょうか?
なかなか、心理的抵抗がありそうですね。
さて、ここで、雑談の効果です。
普段から、たわいもないコミュニケーション、一見無駄、意味がないとも思えるコミュニケーションを積極的に行い続けていると、結果として相手を知ることにつながり、良好な人間関係に発展する場合もあります。
また、信頼関係が生じることもあります。
マイナス点としては、相手との相違点から好き嫌いがはっきりと生じる。
しかし、雑談とは良好な人間関係を築くためには欠かせないものであり、良好な人間関係が生まれて、仕事の用事等、少し遠慮しながらも、気安く頼める事も多々生じます。
もし、雑談による人間関係が築けれていなければ、仕事の用事さえ、何か頼みにくい、相談もしにくい、その結果、1人で仕事の悩みを抱えてミスをする可能性もあります。
このように、雑談による良好な人間関係を築けていなければ、仕事への影響も大きくなるのです。
雑談とは個々人の個人的なことをテーマにした内容が多く、話題を広げるのは難しいことも多々あります。
しかし、雑談なくしては、人間関係は築けない。
そして、仕事にも大いに影響する。
近年、日本の孤独化がクローズアップされていますが、孤独を防ぐためにも雑談は有益であり、人生そのものにも、大きく影響すると思っていいのではないのでしょうか。