話し続ける 場を盛り上げようとする問題

話したくはないのだけど、話し続ける問題。
一体、それは、どのような心理状態なのでしょうか。

1 相手にどう思われるか気にし過ぎる問題

相手から退屈な人、おもしろくない人という評価を恐れて、話し続けてしまうのでしょうが。

逆に本人も、何を話しているのか、途中から分からなくなってしまい
結局は、相手から、「???」の評価を得てしまうことがあります。

会話、コミュニケーションは2人以上でするものです。
相手にも話す機会を与えて、相互でのコミュニケーションを心がけましょう。
自分1人でこの場を、何とかしようと思わないことです。

2 沈黙に弱い

確かに自分と話しをしている人が、黙ってしまうと
自分と一緒に居て退屈なのかなとか、余計な気を遣ってしまいますね。

でも、会話には間があるものです。
沈黙も会話の間の1つです。

相手は、ずっと話して疲れているので、少し休んでいるのかもしれません。
そして、あなた同様、相手も気を遣い、休んでいる。

沈黙は会話の間、休みの時間と捉えて
沈黙に対して、何とかしようと焦らないことです。

また、沈黙には、相手が何かを考えている可能性
その時間であるかもしれません。
相手の考える時間を尊重して
過剰に沈黙を恐れないことです。

3 場を盛り上げようとする責任の問題

何か周囲が盛り上がっていない。
無意識ではありますが、この事態を、自分の責任であると捉え
場を盛り上げようと、努力されることはありませんか?

しかし、場が盛り上がっていないとしたら、それは、参加者全員の問題であり
あなた1人が、そのことに責任を負う必要はありません。

それでも、自分の責任と思われるのであれば
子供時家庭の雰囲気が暗く、その雰囲気を明るくすることが
子供時のあなたの役割、責任であったのかもしれません。

そして、成長した今も子供時と同じく
周囲の雰囲気を明るく、コントロールしようと、努力されているのかもしれません。

人間関係、コミュニケーションは対等なものです。
自分1人だけが、何とかしようと思わないことです。
参加者全員に責任があるのです。

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