誰とも話さずムスッとしていた青年時
私は中学時よりムスッとした態度で
人の中に居た青年です。
なぜ、ムスッとしていたか?
誰にも近寄って欲しくなかったのです。
おかけで大学時友達はゼロ。
それが望みだったのでしょう。
しかし、私は学校でいじめられたり、意地悪をされた経験はありません。
このムスッとした態度は、親に対して示したのが最初です。
私の両親は過干渉であり、
これ以上迫ってくるな、自分に近寄るなというメッセージを
親に向けて発信していたのでしょう。
しかし人とは不思議なもので
家庭において、親や周囲の人から自分を守っていた
同じ方法を、大人になっても、使ってしまうものなのです。
これは無意識なのでしょうか。
もしくは、学習した結果なのでしょうか。
いずれにせよ、今、人との関係において辛さがあるのであれば
それは、自分の態度、言動の問題が、辛さをもたらしているのかどうかを、振り返り、反省すべきところは、反省をして、自己を改めることが
これからの人生にとって、重要です。
カウンセリングでは過去を振り返り、なぜ、その態度で人に臨むのか、
親子関係を振り返って、自分はどのような態度で、親や家庭から自分を守っていたのか、その連続が、
今の辛い人間関係に影響していると考えます。
そして、過去自分を守っていた方法は
今は必要がなく、手放しましょうと考えます。
まぁ、そこまでしなくても、
やはり自分の態度や言動が、人との関係性を築くにおいて
問題、生き辛さをもたらしていると考えるのであれば、
生きやすい、態度、言動を考え、学習して、
自分を変えていく必要があるでしょう。
すぐには出来なくても、必ず、変わると信じて。
可能性は何歳になってもあるのです。