子供の個性

先日、子供の個性をテーマとした番組を見ていました。
私の小学生時の個性は、何だったのだろうかと、ふと思い出してみました。

習い事は嫌々ピアノを習っていましたが、芽が出ることもなく、他の習い事も全滅。
とくに何かが出来る、個性はなかったように思います。
また、個性と関係あるかもしれませんが、遊んでくれる友達も少なかったように思います。

ただ、唯一読書は好きでした。
読書が好きなのも、立派な個性ではないでしょうか。

子供の個性を考えた場合、その個性によっては、すぐに芽が出るものではないかもしれません。
また、子供によっては、すごい個性がありながらも、恥ずかしさから表現出来ないのかもしれません。(からかわれるのではないか、笑われたらという不安もあるでしょう)。

子供の個性とは、年を重ねるごと、小学生高学年、中学、高校、大学、社会人になってから、その花を咲かすのかもしれません。

個性の芽が出て、花を咲かすには時間がかかる場合もあるのです。

子供が小さい時から個性がない(特技・得意なもの)と幻滅せず、長い目で見ると、案外すごい個性を持っているかもしれません。
また、その個性に親が気づかず、評価していないだけかもしれません。
また個性によっては、それ相応の年を重ねないと発揮出来ないかもしれません。

そしてさらに、個性とは人生において、その個性を発揮して、楽しみ生活出来れば、それでいいのではないでしょうか。
その個性に世間の評価の陽が当たらなくても、本人が楽しんで個性を楽しんでいたら、それはそれで良いと思います。

個性=人生の楽しみ。
この側面も大切でしょう。

それから、個性とは目立つものばかりではありません。
優しさや、思いやりの発揮、これら性格の特徴も個性なのです。

子供の個性をテーマとすると、親は将来の期待から、特技、才能、能力をイメージする場合が多いと思いますが、、まずは、自分の子供がどのような個性を持っているか知ること。
そのためにはよく見てあげて、言葉を交わす。
また、その個性を伸ばすためには、どうすればいいのか考えること。

そして、個性を世間一般の物差しで測らないことも大切です。
そもそも、個性とは何か?
個人の特性と定義するのであれば、世間云々等関係ないのではとも思ってしまいます。

私の子供時の個性。
読書好き(中学時、トルストイを読んでいました、内容は忘却の彼方)。そして、無口(自問自答)、強迫性障害で、人生のなぜを考えるのが好きだった。
遊びは1人遊びが多かった。想像の世界で遊んでいたのでしょう。

それらの個性が、今ホームページを書くことに、役立っていると思います。

関連記事