買物依存の心理
買い物に依存する人は、どのように心理なのでしょうか。
どのような思いで、高価な品、沢山の買い物をしてしまうのでしょうか。
私なりに考えてみました。
1 物を持つことに対する満足感、優越感
物を持つことによる満足感。優越感。
自分はこんなに高価な品を、たくさん持っている。
物の持つことにより、自我拡大要求の満足。
物が増えると、同時に、心が一時的に満足します。
2 流行の物を持つ 自慢
まだまだ誰も持っていない、流行の品物を持つことにより
自分は流行の先端を走っていると、高揚感を味わいます。
奇抜なファッションをはじめ、新しいゲーム等、最新の流行は
様々ですが
誰も持っていない物を持っていることは、自己の満足を刺激します。
また、これも優越への欲求を満たします。
3 買物時、店員からの特別な接客による満足感
買物をする時の店員さんからの、特別な接客サービス。
自分だけに対する特別な接待。
そして、長く続く、心地よい、コミュニケーション。
だから買物はやめられない。淋しさを紛らわしているのでしょうか。
しかし、いずれにしても不要に物を買うことにつながり
買った商品を開けることもなく、山積みの状態も多いのではないでしょうか。
また、買った商品を使用したとしても、すぐに飽きてします。
無駄なことに、お金を使っているかもしれません。
そう言えば、以前聞いた話。
高齢者の方が個別訪問のセールスマンに
騙されていることは分かっているのだけれど
あえて、商品を買い続ける心理について聞いたことがあります。
それは、普段誰も来てくれないところに、
それが、嘘だと分かっていても、人が来てくれたら
それだけでも、淋しい心が満足する。
淋しさから騙される。
騙されていることは承知している。
こんなこともあるのでしょうね。
買物とは単に物を買うだけではなく
人によっては、コミュニケーション、人とのつながりを
確認している場なのかもしれません。