友達親子に対する違和感

友達親子。

以前より、この言葉に違和感があります。
今の大学生は、反抗期がなかった、この数50%と言われています。
友達親子と反抗期がない大学生。
反抗期とは親からみた言葉であり
子供にとっては自立期です。

親という力のある、権威者との葛藤を通して、自己を成長させる機会です。
葛藤より自信も深まり、責任感も育ち、出来事に対するストレス耐性も強くなるでしょう。
でも、友達親子は何でも話し合える、仲の良い親子です。
したがって、話し合えるから、反抗期もなく、自立期もない。
それはそれで、余計な葛藤を避けているのですから、良いのでしょうが。

では、若者はいつ葛藤するのか。
自分と権威ある誰かと、いつぶつかり葛藤するのか。

社会に出てから、組織に入ってからでしょう。

友達上司は未だ聞きません。
この時、権威者に対する、ストレス耐性は育まれているでしょうか。

そもそも、友達親子の関係は、欧米でも言われているのでしょうか。
日本独特の現象なのでしょうか。

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